ＮゲージとＴＴ９は、同じ「９ｍｍ幅の線路」の上を走ります。
従って、ＴＴ９の車両の大きさは、少しイメージが湧きにくいかも知れません。
時々、「Ｎゲージより少し大きいだけなんでしょ」と言われる事もありますが、実際に見てみると、
随分「大きく」感じられます。
縮尺上は、１／１２０：１／１５０（日本型）ですから、２０ｍ級車両にして１６.６ｃｍ：１３.３ｃｍ
長さでみると、ＴＴ９はＮの「１．２５倍」、ということになります。
しかしこれを立体（３次元）にしてみると、１．２５×１．２５×１．２５＝１．９５３
即ち、ほぼ「２倍」の容積を持っている事になります。
丁度、「Ｎ」と「ＨＯ」の中間ぐらいの大きさ、と言えるでしょう。
この大きさの違いは客車などの箱物で比較してみると顕著です。
真上から俯瞰で見ると、線路幅が車体幅の１／３程度しかない「狭軌」の様子もよくわかります。
人間のフィギアで比べてみても、驚くべき大きさの違い、であります。
できれば写真よりも、実際に「模型の実物」を見て頂きたいものです。
